ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド 動かしながら学ぶWebサーバーの作り方を読了したのでレビュー?書評?みたいなのを書きますw
簡単に紹介すると,さくらのVPSの2週間無料でお試しを使ってlinuxサーバーを構築・運用しよう!っていう本です.(そのままwww)LAMPサーバー構築の基礎を学べます.ネットは断片的な情報が多いので,一通り流れで学びたいという初心者の方におすすめです.
対象読者
本には「Linuxに触れたことはあるものの,Linuxでのサーバー構築・運用を経験したことのない人を対象として,Linuxの基礎を学びつつ,インターネットサーバーの構築・運用ができるようになることを目標としています.」と書いてあります.私も,Linuxコマンドなどある程度知っていないと詰まるところがあると思うし,知っていないとただコマンドを打つ作業になります.とにかく本屋に行って一回読んでみよう!※一応,第3章に基本的なコマンドは書いてあります.
参考までに
私はConoHaVPSを選びました.理由としては,これからもVPSを利用するため初期費用・月額の費用を抑えたかったからです.
以下では本の内容と違ったところを書いておきます.ご参考までに!
一般ユーザーの追加
本ではカスタムOSインストールをしており,その時に一般ユーザーの追加をしていますが,私は標準で用意されているOSを利用したのでコマンドで一般ユーザーの追加をしました.
rootでログインして以下のコマンドを入力します.
adduser ユーザー名
Enterを押すとパスワードをきかれるので一般ユーザー用のパスワードを入力しましょう!一般ユーザーの作成が終わったら,ついでにp109を見てsudoコマンドを使えるようにしておこう.
PHPバージョン(p163あたり)
p163のテスト画面で本のままだと「サーバーの PHP バージョンは 5.4.16 ですが WordPress 5.2.1 は 5.6.20 以上のみでご利用になれます。」と表示されます.どうやら「2019年4月からWordPressのphpバージョンは5.6以上が必要になるよ!」とのことです.
homepage-reborn.com
バージョンアップしてPHP7.3.系をインストールしましょう.以下のコマンドを打っていきます.
リポジトリの追加
rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
現在のPHPを全て削除
yum remove php-*
新しいPHPをインストール
yum install --disablerepo=* --enablerepo=epel,remi,remi-safe,remi-php73 php
PHP関連パッケージの追加
yum install --disablerepo=* --enablerepo=epel,remi,remi-safe,remi-php73 php-mbstring php-gd php-mysql
Apacheの再起動
systemctl restart httpd.service
Apacheの再起動が終わったら,p162に書いてる「PHPの動作の確認」のところを実行しましょう.p163の「PHPテスト画面」が表示されれば成功です.
↓ ↓ ↓ 参考サイト ↓ ↓ ↓
qiita.com
SSHコマンド(p197)
p197の下のほうに「$HOME/configファイルを作成し」と書いてありますが,作成の仕方が書いてないため迷うひとがいるかもと思ったので一応書いておきます.
~/.ssh内ファイルの確認
ls ~/.ssh
known_hosts
configファイル作成
touch ~/.ssh/config
以上
上記のコードはダブルクリックで全選択できます.